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うるう秒はなぜ2012年7月1日午前8時59分59秒と9時の間か? [うるう秒]

2012年7月1日午前8時59分59秒と9時の間にうるう秒が実施されます。

なぜ 9時に? との疑問が出てくるでしょう。

どうせやるなら、ぴったりと 6月30日と7月1日の間に、
深夜に行って頂きたいものです。

はい、 おっしゃるとうりです!

深夜にやるべきだと、私も思います。
 



それなのに何故?


それは・・・・・・・・・・・・


イギリスでは 6月30日と7月1日の間 におこなわれます。

世界の標準時はグリニッジ標準時をベースにして設定されています。


日本では 東経135度にある 明石 の時間を 日本の表人事と定め、

グリニッジ標準時をより 9時間 早い時間を 採用しています。



参考計算

地球は 球 ですから 360度で 一周です。

又、地球は 24時間 で一回転しています。

では、 一時間には 360度 ÷ 24 = 15度 自転します


では、日本の標準時の基点  東経135度 は?

135度 ÷ 15度 =  9時間


東経135度ですから、

日本の標準時はグリニッジ標準時(イギリス)より 9時間 進んでいるのです。


そんな理由で 日本では 
2012年7月1日午前8時59分59秒と9時の間にうるう秒が実施されます


参考書籍 :星空案内人になろう! ~  やさしい天文学入門



参考になれば幸いです


うるう秒 が2012年7月1日午前8時59分59秒と9時の間に60秒が! [うるう秒]

2012年7月1日 うるう秒 が実施されますが、 閏秒って何だろう? 

それでは うるう秒 探検を始めましょう!

うるう年は よく知っているけど、うるう秒とは あまり聞かない言葉ですね!


うるう年 は・・・・
地球の公転周期から来る 調整です。

公転周期 は、365.256363004 日だそうです。

一年は、365日ですので 一年毎に 0.256363004 日の余りが出てきます。

一年の あまりの時間を、 4年分足してみれば
0.256363004 日 x 4 = 1.025452016 日

と、1日と 少々の余りになるわけで、これから 4年に一度の 閏年が設定されるわけです。





では、 問題の うるう秒とは 何でしょうか?

こちらは、 地球の 自転 に関する 補正なんです!


世界の時間は セシウム原子時計を用いて 24時間を 規定しています。

一方、地球は、セシウム原子時計には関係なく 気ままに自転しています。



問題なのは 地球の自転速度が 揺らいでる、ブレていることです。



海の潮汐運動の影響で、地球の自転周期は少しずつ長くなっているとも云われています。
(月が地球から 毎年30数センチ離れており、その影響で、地球の自転が遅くなっている)  


又、スマトラ島沖地震や東北地方太平洋沖地震の影響を受けて 
自転が少し早まったと言われてもいる。


そんな 変化している地球の自転時間は、
恒星が正確に真南に来る時間を測定することで、マイクロ秒の単位まで測定が可能です。



この実測の値と、原子時計のズレを補正すること

これが 
うるう秒 の補正です。


少々 長い説明になってしまいました・・・


参考書籍 : 夜空からはじまる天文学入門



もっと詳しい情報は しばらくお待ちください



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